食育インストラクターの資格はプライマリーから4級・3級・2級・1級までの5段階に分類されています。

食育インストラクター

食育インストラクターによる食育

食育インストラクターとは、食育の基礎を学び、日々の生活に活かして広く推進・社会で活躍できる食育指導者の証になる資格です。

 

NPO日本食育インストラクター協会の実施する民間資格で1~4級と、より簡易的なプライマリーによる5段階の資格認定をしています。
協会は2006年に発足した新しい資格ですが、食に関する関心が高まっていて農家をはじめ、幅広い業種から取得を目指す人が増加している人気資格です。

 

概要

5段階の認定資格の目的と受験資格は以下のようになっています。

 

1級
目的 食育全般に関する幅広い知識と料理・栄養・健康・衛生等のテーマに対しての専門知識を持ち普及活動できる
受験資格 2級取得後1年以上食育インストラクターとして活動した実務経験を持ち、報告書を提出(教論など一部免除要件あり)
試験・合格基準 筆記試験80点以上、食育レシピ1品、実務経験報告書の内容を総合的に判断
費用 NPO非会員は受講料24,000円+受験料10,800円、合計34,800円(NPO会員は受講料12,000円優遇)

 

2級
目的 食育全般に関する幅広い知識を要して、わかりやすく説明できる
受験資格 なし、ただし3級取得者で国家資格所得者または推進校学生は調理実技筆記試験免除
試験・合格基準 食育筆記試験70点以上、調理実技筆記試験80点以上
費用 受講料、受験料の合計で17,400円~34,800円(NPO会員の有無、調理実技筆記試験の有無によって変動)

 

3級
目的 食育の重要性を理解し、料理技能を向上して日々の生活での実践および身近な人に伝えることができる
受験資格 なし
試験・合格基準 食育筆記試験60点以上
費用 受講料10,000円+受験料5,400円、合計15,400円

 

4級
目的 食育の基本を踏まえて家庭料理の基礎を学び、日々の生活に役立てる
受験資格 なし
試験・合格基準 不明
費用 不明

※平成30年度試験実施情報なし

 

プライマリー
目的 食育の3本の柱や基礎知識を学び、問題意識を持って日々の生活に役立てる
受験資格 なし
試験・合格基準 通信講座を受講
費用 要問合せ

 

農業で活かすには

食育インストラクターの資格を持つ農家

農家では、主婦(奥様)が資格取得するケースが多いです。
3級までは比較的簡単で2級でも講義をしっかり受ければ難しい資格ではありません。
3級までは日々の生活に役立てる勉強の場所という意味を持っています。
料理教室や農業体験などで食育の知識を説明したい場合は2級以上を持っていることが望ましいです。

 

食育インストラクターを持っていることで、一般人を相手に教室や農業体験で集客したい場合の武器にもなります。
ネット通販で品質の高い農作物を売りたい場合でも、商品説明文や高品質、高栄養の野菜を提案するための文章作りに役立てることができ、有資格者ということをアピールすれば説得力が高まります。
農家はウンチクを持たないまま、地域の特産品を育てていることが多いです。
3級以下の簡易的な資格でも勉強して食育の基礎知識を持てば、商売やより美味しく育てるアイデアに繋がるかもしれません。